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溺れる電車

第5章 愛おしいなんて。


4回ぐらい、出した時には、

私は、意識がもう遠かった。



じんじんとする、痛み。


なんで。



まさ…と。




優人は、ずっと無表情だったけど、どこか悲しそうだった。


そして、優人は、私から手を話、服を着ると、


荷物を持ち、部屋から出ようとした。




私は、もうろうとしていながら、自分で握りしめてしまった、

写真を一生懸命、直していた。



優人は、部屋のノブに手をかけた。



それに、気が付いた私は、優人の足を止めた。

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