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私立桜ヶ丘学院
第1章 #1
今日から俺は、私立桜ヶ丘学院に転入する事になった。
この学院には王子と呼ばれている生徒がいるらしい。
学院のルールとして、王子には逆らってはいけないらしいのだ。
そもそも俺は今日転入してきたばかり。
そんなルール無視だ無視!
校舎内をウロウロしていると、トントンと肩をたたかれた。
後ろを振り返ると...
『転入生だったりする?
俺、本郷奏多。宜しく』
もしかしたらこの人、王子なんじゃないのか?
「あのっ、俺、溝端淳平です...もしかして...この学院の王子だったりしますか?」
『まぁ。そう呼ばれてる(笑)』
本郷くんは笑いながらそう言った。
この時の第一印象はかっこいい人。ただそれだけだった。
この時はまだ知らなかった。
これから起こる、本郷くんとの事を。
この学院には王子と呼ばれている生徒がいるらしい。
学院のルールとして、王子には逆らってはいけないらしいのだ。
そもそも俺は今日転入してきたばかり。
そんなルール無視だ無視!
校舎内をウロウロしていると、トントンと肩をたたかれた。
後ろを振り返ると...
『転入生だったりする?
俺、本郷奏多。宜しく』
もしかしたらこの人、王子なんじゃないのか?
「あのっ、俺、溝端淳平です...もしかして...この学院の王子だったりしますか?」
『まぁ。そう呼ばれてる(笑)』
本郷くんは笑いながらそう言った。
この時の第一印象はかっこいい人。ただそれだけだった。
この時はまだ知らなかった。
これから起こる、本郷くんとの事を。
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