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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第22章 ★フライングプロポー…ズ?

「…………!!!」



……お、効いたか?


まぁ、今のは確かに何の捻りもなかった。


美和の顔がみるみる赤くなるにつれて、俺の鼓動の早さも……




「ね、ねぇ……」

「この細さだと、7号だろ?」

「……ヒメになるって、まさか……///」




~~~そっちかよ!!

その間の俺のセリフなんだったんだ!!



「………ド悪魔!」



絡めた美和の指から手を外して、枕に突っ伏してうつ伏せになる。


あ~~も~~なんかすっげー空回ってんな俺!!


さっきからこんなに頑張ってんのに………





「れん」


え?


「蓮」


は?


「………蓮」





突如、右側から聞こえた美和の声。

ゆっくりと頭を起こすと……





「蓮、ありがとう」


「……………!!」

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