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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第30章 ♥隠れて甘いkissをして/wedding ceremony

☪ฺ*:.。.side シゲさん.。.:*・



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『叔父さん、それ何?』



『これか?

これはな、隼人の名字が “ 七瀬 ” になったって事を表す書類』



『……叔父さん、俺の家族になってくれたの?』



『……お前は本当に頭の回転が早いな。

これは単なる紙切れだから。

気にしなくていいんだよ』




12歳とは思えない、いつも大人びた表情の隼人が


この時だけは子供らしく笑った。




『それなら、叔父さんは俺のお父さんだろ?』


『…………!』




……この時


込み上げる想いを抑え込んで


言い放った俺の言葉を聞いた、隼人の顔を


今でも忘れていない。




『……俺は隼人の父親じゃない。

お前の両親は、天国と、お前の心の中にいるから。

……俺を父さんって呼んだら駄目だ』



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