
♡*:。.rena's world story.。:*♡
第32章 ♥隠れて甘いkissをして/propose2
「……は、隼人……///」
心臓がバクバクして、目がチカチカする。
……1年前の隼人の言葉で、この瞬間が訪れるのを、心のどこかで期待していたのはあったけど
もう、予想を遥かに超える甘い告白に、私の頭は真っ白だ。
「……あ、あの……///」
「……だめだよ。
まだ言い終わってないんだから。
黙って聞いて」
隼人は色気たっぷりの声で、私の言葉を遮る。
「……この業界で生きていく以上、普通の幸せを与えられないし
あいつにように、いつでもお前の傍に居れるわけじゃない。
この先、由宇が寂しくて悲しい想いをするのも、無いとは言い切れない。
……だけど、その何倍もの快感と幸せを、必ず感じさせてやる」
「…………っ」
「絶対に後悔させねーから
俺についてきてくれたら
俺の全てを、お前にくれてやる」
