
♡*:。.rena's world story.。:*♡
第32章 ♥隠れて甘いkissをして/propose2
「だけど、さっきのお前の笑顔を見たら、そんなの全部吹っ飛んだよ。
……胸って、こんなに高鳴るもんなんだな」
「……………っ」
大きなダイヤの指輪が、隼人の手から私の薬指へと移動する。
そしてその大きな手が、私の手を包み込んだ。
「逢いたかったよ、由宇。
……お前に逢ったら
今から言う言葉を、1番に伝えたいと思っていた」
隼人が私を真っ直ぐ見つめる。
もう、溶けてしまいそうだ。
「今まで何度も由宇には俺の想いを伝えてきてるから、由宇は飽きてると思うけど
俺がお前を愛するのは、もう当たり前だから。
これからも由宇が、一生俺に惚れ続けて
繰り返し恋をしてくれるように
お前が望むなら、俺は由宇にとっての、ヒーローにでもスーパーマンにでもなってやる。
俺の全てを懸けて
由宇を全力で守り続けるよ」
