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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第35章 ☆*♪ X’mas short short *3*

「~~~~~!!!///」



………飛び散ったハートは、回収不能。


心臓だけじゃなくて、体も溶けてしまいそうだ。



「おい、早くしろよ」

「……は、はははい……っ」



もう尋常じゃないほどに震える両手を、なんとか動かして


右手を夏輝さんに、左手を蓮せんせいに


真ん中に立って、2つの引き締まった腕に絡める。



「蓮、俺が暴走しそうになったら止めろよ」



歩き始めると、夏輝さんが低い声で蓮せんせいに話しかけた。



「暴走?」

「さっきまで一緒に居た男。
こいつをセフレ呼ばわりした上に、千夏目的だとぬかしやがった」

「…………!!」

「奪えるとかほざく時点で、それはユーリに対しての侮辱にも繋がる」

「…………」

「……あー……やべぇ。
口にしたら、なんか腹立ってきたな」

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