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この学校は五年前に作られた学園だ。魔法を教わり、魔法で戦い、能力や位を決めるカリキュラムを、取り入れた学校は今ではそう珍しくない。その学校に今日、俺は転校する。今は転校するのに試験を受けなければならないと言うことで広い一室で待たされている。

「今から軽いテストをしてもらいます。こちらにきてください。」

おそらくこの学校の先生と言うものであろう人間が堅苦しく言った。俺はその人間についていった。すると何も無い、ただの広い部屋に連れて行かれた。テストはここでするようだ。
「テスト内容は？」
「ここの教員と軽い戦闘をしてもらいます。」

俺の問いに答えた人間は扉の奥へと消えていき、代わりに体がデカい人間がでてきた。

「よし。今からテストをする。まず俺は、体育教師の高夫剛という。お前の名前は…これは何て読むんだ？」

…ん？適当につけたんだが…何かミスったか？いい感じに決まったと思ったのにな～。

「逢間　仁って書いておうま　じん」

シンプルに王魔人ってだけなんだけどな。
意外にいい感じになったからこれに決定したんだけど…