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世界で一番愛する人へ

第3章 *イジメ*

ひなside


授業が終わった。
はやく、あの場所に行こう。
そう思って、教室を出ようとした時だった。

「待ちなさいよ!」
『へ?』
「何処に行く気?まさか二宮様たちのところ?」
『あなたに関係ないじゃない。』
「行かせないわよ」

バシャっ

え?
なに……

「キャハハハハ」
『なにするのよ!』
「行かせないって言ったでしょ?そんなビショビショな状態で、二宮様たちのところへ行ける?行けないわよね〜」
あーあ…
これがイジメか…

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