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世界で一番愛する人へ

第2章 *幼馴染の帰国*

『初日に廊下でぶつかって、イジメられそうだったから、引っ張ってっちゃったの。』
翔「珍しいねぇ」

余計なこと言うなっ!

『それで、まぁいろいろと。』
翔「いろいろとって何だよ」
『いーのっ!とにかく、俺はひなちゃんを守る事にした』
翔「わー!これまた珍しい。」
智「和也が人の前で俺って言うなんて…」
ひ「なにが珍しいんですか?」

ひなちゃん、やっと喋ったw

翔「和也はねぇ、滅多に俺って言わないの。俺らといる時は別だけど。」
ひ「そうなんですか。」
智「ひなちゃんといる時はずっと俺って言ってたんだ…」
『なんか言っちゃってたんだよ!w』

喋ったと思ったら敬語w
滅多にタメにならないのかな…

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