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心をあげる

第7章 あなたへ届け

「え〜っと…

大事な話をしに来たんだったな…

何から話そうか。

実は…マイカの誕生日に

あいつから手紙が来たんだ。

マイカにも届いたと思うんだけど。」



タクにも手紙が…?

心臓が高鳴る。



「中には、リュカが生前追っていた

会社の…社長の秘密が書かれていた。

あとその証拠の在りかも。」


「あっ…!もしかして…」



「そうだ。リュカのキャビネットから

鍵を盗んだのは俺だ。

はっきりするまで

お前だけは真相に近付けるなって

リュカの手紙に書いてあったんだ…

ごめんな。」



リュカ…

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