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心をあげる

第7章 あなたへ届け

タクを見送ってから

リュカのところに戻ると

花瓶はきれいに片付けられ

リュカはベッドに座っていた。



もう遅かったから

そのまま休むことにして

リュカと二人でベッドに入る。



今日はいろんなことがあったな…

リュカの胸に顔を埋めた。



さっき…リュカはどうして

あんな動作をしたのかな…?

私とタクの声が聞こえて止めようと?



…まさかね…それは不可能だ、と思う。

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