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Star crew

第3章 希望~ひかり~


走るよりずっと早かった。

パタパタと階段を駆け上がり
君の病室へ…

外は少し朝日が出始めていた。


トントン…ガラガラ…


入って最初は君の両親と目が合った。
そして察した。

君の両親は、僕の顔を見た途端
顔を曇らせたから。


僕は一つ息を吐いて
覚悟した。

ゆっくりと…


ゆっくりとゆっくりと君に近づいた。

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