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Face

第2章 幼少期


父が残業で遅くなると言った日

たまたま母が家にいた
パートが休みなんだろうか



階段を降りていくと甘ったらしいまさに女の声

はっきり母の声だとわかった


「んん〜今日は残業だからいないのよ。あたしも早く逢いたい」



あたしの中で何かが切れた音がした


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