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Face

第2章 幼少期



「最善はつくしましたが.....」


ピーっという音と共に父の生涯が終わった


「パパ...パパ.. 」


ガチャ


「主人は?」


「残念ながら...」


「あなた?!」


そう言いながら息を荒立たせ近寄ってくる母



「美智子さんどういう事なにしてたの!!」


「すいません。職場に連絡もらってすぐタクシーで向かったんですけど混んでいて」



どうせ男と会っていたんだろう


お前のせいで父は死んだんだ

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