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先生、駄目ですっ……

第8章 鬼の生活指導教師 2

「あ、ゲームセンターに入っていく人がいますよ、加賀美さんっ!!」

腕に『風紀委員』と書かれた痛々しい腕章をつけた琴子が勢いよく走り出す。

「ちょっ……ほっとけって、そんなの」

ゲーセンくらいいいだろ。
何時代なんだよ?


そんな下らない見回りを続けてると……


「あっ……」
「あっ……」

カラオケ屋から出てきた元『マブダチ』たちと鉢会わせてしまう。

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