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先生、駄目ですっ……

第8章 鬼の生活指導教師 2

「だから……友達になってくれて、ありがとう。加賀美さん……」

バッ……バカじゃね!?

照れくせぇ!

なに顔真っ赤にしながら言ってんのよっ……


「何言っちゃってるの? バカじゃんっ!? てかさ……琴子も友達なら加賀美さんじゃなくて恭華って呼んだら?」


素直に心から話してくれてるのにつっけんどんに言っちゃうとか……

ツンデレか、私は!!


「うんっ!! 恭華ちゃんっ!!」

素朴な顔をふにっと緩めて笑う琴子にドキッとしたけど、別にGLに目覚めた訳じゃないから……

ただ嬉しかっただけ。

もちろん琴子には内緒だけど。

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