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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

「恭華ちゃんこそそんなことよりちゃんとゴミ拾ってよ。まだそのあたりたくさん残ってるし」

「いいじゃん、そんなの」

「駄目。恋もいいけどきちんと奉仕活動はしないと!」

「はいはい」

めんどくせー!

琴子は基本真面目ちゃんだってこと、忘れてた。

掃除とか適当でいいのに……

「でもさ、どうせ今日綺麗にしても明日にはまたゴミ散らかされてるって。無意味だよ、無意味」

「そしたら明日も綺麗にしたらいいんだよ。ね?」

「エンドレスだって、そんなの」

人類が滅亡でもしない限り、ゴミはなくなんないって。



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