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先生、駄目ですっ……

第18章 鬼の生活指導教師 最終章

ちなみに私はクラスで浮きっぱなしだった。
二学期に入ってもそれは変わらず。

風紀委員に関わった頃からギャル連中の元『マブダチ』たちからは影で笑われ、普通の真面目な連中からも敬遠されていた。

まさにボッチ状態だけどどーでもよかった。
ドラッグストアでの補導騒動の一件以来私は少し人間不振だったし、友達は琴子一人いれば充分だ。

風紀委員で私に気があるとかいう話の田中のやつもたまに話し掛けてくる。

なんかモジモジしたりして調子狂うんだよね、あいつ。

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