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先生、駄目ですっ……

第18章 鬼の生活指導教師 最終章

「さっさとしたら?」

けど私は逃げなかった。

逃げられなかった。

琴子を、ついでに田中を守りたくて着ていたTシャツを脱ぎ捨てる。

ブラ一枚になるとロクデナシ連中はバカみたいな声をあげて囃し立てた。

「さあ、さっさとしたら?」

「ブラも取れよ?」

ナイフの刃先を突き出し、ミサの彼氏が下品に笑った。

「言われなくても取るから」

私は背中に手を回し、ホックを外した。

はらりとブラが落ちて胸を露出させた。

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