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先生、駄目ですっ……

第21章 あとがき

そして展開についてはタランティーノ監督ではなく、ウッディ・アレン監督の「ローマでアモーレ」という作品を参考にさせてもらいました。

同時進行する話が全く交差せず、時間軸も全く違うという普通ではあり得ない構成です。

普通複数のストーリーが入れ替わり立ち代わり進む物語というのは途中で物語同士が交差するものです。
そうすることでより深い世界観が広がるからです。

しかしローマでアモーレは全く関係のない話がコロコロと変わって進んでいきます。

幕間もないので観ている人はどのストーリーなのか混乱してしまいますし、一話一話がどんな展開だったのかすら忘れかけてしまいます。

しかし最後まで観ると沢山のストーリーを一度に観た壮大感が得られました。

この小説もコロコロ話が変わって、どの話がどんな風に展開していたのか混乱しながらも最終的には壮大感を感じてもらえたら本当に嬉しいです。

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