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再会の歌

第9章 揺れる想い

「ああ、風呂上がったら
眠いって俺のベッドにダイブして
そのまま爆睡した」


「はぁ……え!?
じゃ、新はどこで寝たの?」


「ソファ」


「嘘!?ごめんね?」




でもさ…その……何事もなく夜が終わったんだよね…?


ちょっと安心した…




「あ…お前、今ちょっと安心したろ?」


「……」



あたしが黙ると新は少し困った顔してから、くすりと笑い、あたしの頭の上に手を軽く乗せた。

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