テキストサイズ

再会の歌

第9章 揺れる想い

「心配すんなよ。
俺初輝が思ってるより、紳士だぜ?」


新はあたしの頭を
しばらく何も言わずに、撫でてくれた。




「俺朝飯作ってくるから、ここでもう少し休んでろ。

朝飯、出来たら呼ぶ」



新はそう言い残し、寝室を出て行った。








新が触れた場所がまだ熱い。



これは、新の熱なのかな?



それとも、あたしの熱なのかな?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ