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再会の歌

第12章 ライブと真実

あたしはとても寂しそうに笑うハルの胸に飛び込んで泣いた。



ハルのTシャツがあたしの涙でどんどん濡れていく。


でもあたしはそんなの気にしていなかった。





だって、あたしの肩もしっとりと濡れていくから。







ハルはあたしの肩に顔を埋めて泣いていた。



そんなハルが可愛いくてあたしはハルを抱きしめる腕に力で抱き締めた。



すると、ハルはその何倍もの力で抱き締め返してくれた。

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