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再会の歌

第13章 俺の気持ち、君の気持ち 春side

「今から話す話は、決してハルが悪いわけではないからね。」



「ああ」


「あたし、ハルに酷いこと言ったって凄い後悔したの。
あの後やっぱりハルが好きって再確認できたし。


だから謝りたいって思ってたし、あわよくば…みたいな考えもあたしの奥底にはあったと思うの。



でもこうしてハルと再会して、新しい仲間もできたときに気が付いた。


あたしはハルに一種の執着があるんじゃないかって。
ハルにこの思いをぶつけてまた、分かり合えたら新しい世界が見えるんじゃないかって。






だからね、ハル……」




初輝はそう言うと座っていたベンチから立ち上がり、可愛らしい笑顔を此方に向けた。

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