テキストサイズ

再会の歌

第3章 メールと私の気持ち

「じゃあ、後で彼女さんの
手料理、持って来てね」


『ああ、鈴音(スズネ)も喜ぶよ』


「へぇ、彼女さんの名前、鈴音っていうんだ」


電話がそろそろ終わるだろうという時、タクは彼女の名前を言った。


『あれ?言ってなかった?
俺の彼女はモデルの鈴音だよ?』


「えぇ!?あの鈴音!?」



モデルの鈴音って、海外でも活躍しているスーパーモデルじゃん!

やっぱり、大物には大物の恋人ができるのか…



『マスコミとかに話すなよ?内緒なんだからな?』


「わかってる」


『よし!じゃあ、また今度な』


「うん、バイバイ」



多分、今ハルのことで悩んでたあたしの顔は無理なく、自然に笑えてるんだろうな…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ