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再会の歌

第4章 彼の想い出

「今日はありがとうございました。
とっても楽しかったです」


「いえいえ、こちらこそ」



駅前で別れ、あたしが曲がり角を曲がって見えなくなるまで、ハルは手を振り、見送ってくれた。





さっきまで歩いていた外は、隣にハルが居ないだけで、肌寒く感じた。


ハルもあたしと同じように肌寒く感じているだろうか。

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