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再会の歌

第4章 彼の想い出

気がつけばあたしの目から涙が零れ落ちていた。



「あれ、相川さん?泣いてる?」


「あ、ああ…ごめんなさい。感動しちゃったみたいです」


「そっか、ありがとう。」


ハルは爽やかな笑顔で笑ってくれた。



「何か、春さんってイメージと違いますね。もっと寡黙な人だと思ってました」


「やっぱり?俺、人見知りでさ…第一印象が悪いんだよね」




そんなくだらない話やCDの感想を話していると、あっという間に別れの時間が来た。

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