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「タク、すごいな彼女がモデルなんて」


泰地くんが言うと、李沙が不満そうな声で言った。


「泰地はあたしより、鈴音さんの方がいいの？」


李沙のふくれっ面を見た泰地くんは、あたしでもキュンってきちゃうくらい爽やかな笑顔で李沙の頭を撫でた。


「そんなこと無いよ。


彼女がモデルなんてすごいなって思っただけ。


俺は李沙が大好きだよ。李沙以外は好きになんてなれないよ。」