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再会の歌

第5章 楽屋の大事件!?

二人がイチャイチャしているのをあたしの隣で見ていた新くんが、溜め息混じりに制止した。


「はい!はーい!そこまで!
みんなの前イチャイチャするのはやめてくださーい!」


李沙は頬をぷくりと膨らまして、新くんを睨んでいたが、あたしは新くんに感謝だ。


好きな人がいるのに、緊張して話し掛けることもできないなんて、勝手にいたたまれない気分になる。



あたしがホッとしていると、マネージャーさんが入って来た。


「そろそろ本番だから、準備して」




「じゃあ、俺たち行ってくるから」


ハルはそう言うと、ギターを持って楽屋から出ていった。

それに他のメンバーも続く。

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