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再会の歌

第6章 ライブと彼女

雨で体が冷えて震えても、

雨が強くなっても、

あたしは地面に座り込み泣いた。




「……?」


すると突然あたしの体に雨が落ちてこなくなった。


見上げるとそこにはずぶ濡れで傘を掲げた新くんが立っていた。



「あ…ら……た…くん…?

何してる……のッ!?」



すると、新くんは急にあたしを
力を込めて抱きしめた。

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