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ゴミ収集車のイケメン達

第2章 リサイクルくる 資源ゴミの日男子

翌朝、


「お母さん、私のスマホがないっ」


「知らないわよ、枕の下じゃない?」


「それがないから探してんのっ」


とまあ、莉乃が大騒ぎ。


ゴミどころじゃなく二人でスマホ探し。


「鳴らしてみようか?」


「ダメ、音消してるもん」


はあ…


私は嘆息を漏らし、探してあげた。


「あった!あった!お母さん、トイレにあった!」


「えーっ、トイレ?あんたトイレにまで持って行ってるの⁉︎」


「いいじゃん、あ〜遅刻しちゃうっ、行ってきまーす!」


莉乃は台風のごとく家を出た。



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