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俺は、お前を妹として見れない

第2章 高1の夏休み

「そうだ。有給休暇も取れたことだし、この機会にと思ってな。留守番してくれるか?」

「俺は、別に構わないけど」

「愛莉は?」

「私もいいよ。結婚記念日だもん!夫婦で旅行を満喫してね」

その3日後、両親は朝早く出発し、家には俺と愛莉の二人だけとなった。

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