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伝説の野球チーム

第3章 練習試合前日―青道高校VS真和志高校―

―真和志野球部―

「「「えー!!練習試合ー!!」」」


『そっその練習試合って…………、青道高校とじゃないんですか?』


剛「まさか……」


ス「そのまさかよ!!」


「そんなぁ」

「うそー」←



ス「弱気にならない!!………………………………、













これから、打順と背番号、ポジションを発表するよ」


「「『ごくり』」」




















―青道野球部―

片「明日、真和志高校と練習試合をする」


「「「「!!」」」」


結「真和志高校って去年の予選で破れた所ですよね」

亮「たしかに」

倉「ヒャハハ」

沢「弱いだったら勝てるじゃないですか?」


片「いや、油断は禁物だ」



御「今年は違うですか?」



片「去年は今の二年生が一年生の時に出た試合だった。」


純「だった?」


片「みんなも覚えているだろう。
かつて真和志高校野球部の監督だった、"大城 勝俊"を」




「「「「!!」」」」




御「えっ、まさか!!」



片「"大城 勝俊"は今の三年生を嫌っていた。だから二年間試合にださせなかった。



"大城 勝俊"が真和志高校野球部の監督を辞めるきっかけを作ったのが、

"大城 勝俊"が嫌っていた今の三年生だったんだ」




「「「「…………」」」





片「今の三年生は、

かつて天才チームと言われ、
野球界の敵だった
"クラック"と戦い、過酷な人生を送ってきたチーム。

【レジェンド】と称えられているチームのメンバーなんだ」



結「【レジェンド】だったから"大城 勝俊"は嫌っていた。



"大城 勝俊"も、"クラック"の一員だったから…………」


降「!!」

沢「…………」


亮「だからなんだね」


片「ああ、そうだ。
今の三年生が今年の真和志高校野球部のスタメンメンバーになったからだ。
監督も新しく変わって。
新メンバーで挑んどくるはずだ」


全「「「こくり」」」


片「クリス!!今の真和志野球部の事、話してくれ」



ク「分かりました。


真和志野球部は、


主将に
高校ナンバー1の天才捕手比嘉 奈未、

副主将に
高校ナンバー1の守備力を誇るレフト高嶺 航、


二人を中心に構成されている」

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