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真実のノート

第4章 ノートの続き

美香side

(このノートの存在は、誰にも言わないでおこう。)

なぜだかよく分からないが、そうしておいた方がいいと直感的に思っていた。

姉は毎日、どんな思いでこのノートに書いていたのだろう。

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「美香も美奈も早く準備しろ。」

「お父さん!なんで勝手にそういうこと決めるの?お姉ちゃんだって、今日は本当は大切な試合だったんだよ?」

「試合なんか、これからまだいくらでも出来るだろ。でもこれは別だ。お父さんの会社のお偉いさんがたくさん来る、数少ないパーティーなんだ。お父さんのためだと思って…な?」

「最低…。」

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