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真実のノート

第4章 ノートの続き

姉side

「なんか…父さん達行っちゃいましたね…。」

「あはは…。あ!拓人さんは部活とかってされてるんですか?」

「まぁ一応。」

「何部なんですか?」

「サッカー部です。」

「わー。サッカー部なんて、かっこいいですねー!」

「そうですか?…あの、よかったら連絡先交換してもいいですか?」

「ぜひぜひ!!」

わたしは啓太くんがいるし、拓人さんもいい印象は受けたけど、仲のいい友達程度にしか思えない…というのが拓人さんに対する気持ちだった。

この連絡先の交換が吉と出るか凶と出るか…

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