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真実のノート

第4章 ノートの続き

拓人さんのお父さんのそのセリフを合図に、わたしは父に無理やり連れられて、姉と拓人さんの2人きりになった。

(もしかして、拓人さんとお姉ちゃんをくっつけさせようとしてるんじゃ…。)

なんて嫌な考えが浮かぶ。
多分、そこらへんはお姉ちゃんは大丈夫だろう。

父は満足そうな笑みを浮かべる。
わたしはやはり姉のように父を好きにはなれなかった。



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