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真実のノート

第2章 ノート

(あの人…?)

わたし自身、思い当たるフシはあまりなかった。

学校の人かな?くらいに思い、次のページへ進む。

”また今日もあの人にあった。
本当に気持ち悪い。なんでいつも同じ時間に同じ場所で待ってるんだろ…。啓太くんには迷惑かけられないし…こんなこと誰にも相談できないよ…どうしよ…。”

(なにこれ…お姉ちゃんに何があったんだろ…。)

いつも近くにいたくせに、わたしは全く姉の異変には気づいていなかった。

それが…とても悔しかった。

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