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真実のノート

第2章 ノート

”今日は、部活の大会でした。女子も男子も、両方決勝へ進出することができて良かったな♪
帰り道にお祝いってことで啓太くんにポッキーを奢ってもらえた❤︎嬉しかったな!
次の試合も頑張るぞ!”

”今日は朝からテストばっかりで疲れた…でも、部活帰りに啓太くんと一緒に帰れたからそれで良かった!明日も頑張るぞ!”

”今日は啓太くんとデートでした❤︎久々に部活とか学校以外で2人で会えて嬉しかったな!啓太くんの私服すごいかっこよかった!わたしも可愛い洋服が欲しいな…。お金がんばって貯めよ!もちろん、部活も頑張るけどね!”

特に不自然なことはなく、姉の彼氏の啓太さんの話ばかり書いてあった。

パラパラとめくっていくと、ある1ページだけいつもとは違う姉の文字で書いてあった。

”今日、啓太くんとの帰り道にあの人に会っちゃった…気持ち悪い…わたしは啓太くんのことが好きなのに…どうして分かってくれないんだろ…。また会ったらやだな…。”

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