愛しぬいて。
第1章 始まりの日。
「...んっ。はぁ...あッ、ん//」
俺の手の中で甘ったるく鳴いてんのはそこら辺で拾ってきた女。
「ぁ、あッ!んっ!!もっと...もっと突いて!!!」
あぁ。なんも、興奮しねぇ。
「はぁああんっ!!///...あッ、はぁ、はぁ」
さっきから、イきすぎでしょ。
なんか、気絶しちゃってるし。ぇ?大丈夫?(笑)
俺は、女を放置してバイト先に向かう。
結局イけねぇし。ちんこ縮んだし。
まじ、なんか。女飽きた。いいやついねぇの?
とか、仕事中にも関わらず最近のsexのことについて考えた。
なんで、sexしてもちんこちょっと起つくらいでイケねぇの?あ?もしかして、インポなの俺?いゃいゃ、起つしそれはないだろ。
『なるくーん。指名だよー。6番テーブルね』
「はぁーい」
あ、なるってのは俺の名前。で、俺のバイトはホスト。なんか、金すぐ貯まるし。楽しそうだったからやってる。
「ご指名ありがとうございます。」
営業スマイルを向ける。
「おぉ。」
は?おぉってなに?それだけ??
「ぁ。えーっと。なんで、指名してくれたの?」
こいつ腹立つから敬語いらね。出てくなら出てけ。
「あ?前、店見に来た時に気に入ったから」
は?気に入ったって?見にきたって何?
「なんで、店見に来たの?」
「あ?あー。俺ここの社長?の息子だから」
は?なにそれ、聞いてねぇんだけど。
「てか、気に入ったって何?」