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「どうしてあんなこと言ったの？」


「別にいいだろ？事実なんだから。」


私達は今予約していたレストランで食事をしている。


「だって、慎也は居なくなるからいいかもしれないけど、私、慎也のファンに何言われるか…。」



「言われたって気にしなきゃいいし、
気になるなら言い返せばいいだろ？」


「そんなことできる訳無いじゃん…。」


「どうして？」


「どうしてって…。」




「莉菜は堂々としていればいいんだよ。


他の奴が何て言おうと


俺が選んだのは、莉菜なんだから。」



「…うん…。」



「そんなことよりも、俺が居なくなった後
他の男が近付いて来ても…ちゃんと対処できるんだろーな？」


「近付いて来るなんて、有り得ないし…。」


「お前は自覚が無さすぎるっつーの。」


「…？」




「お前のこと狙ってる奴は現に居るんだし、


莉菜は前から綺麗だったけど…


最近はもっと、綺麗になったから…/////





だからこれ以上、心配させんな。」