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夜が明けても傍にいて。

第27章 私の知らない過去

仕事の用でこっちに来ていた…月下愛花さんが私の元へとやって来た。


「宮西さん、ちょっとお昼付き合ってくれないかしら?」





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--------…。





嫌々ついて行った私を愛花さんはオシャレなカフェに連れてきてくれた。


「好きな物選んでね?御馳走するわ。」


////何ですか?その綺麗な顔は…。

間近で見ても本当に綺麗…。



「あ、ありがとうございます。」


私はカルボナーラを選んだ。






「最近…どう?」

「え?」

「え?って…慎也とはうまくいってるの?」

「…。」


何故にこのタイミング?

しかも私をランチに誘うなんて…



「朝、本社で慎也の顔見たけど…死にそうな顔してたわよ?」


そっか…慎也のこと、心配してるんだ…。



「最近…ちょっと気になることがあって、ずっとあなたと話したいと思ってたのよ。」



「...何ですか…?」







「少し前に…私の所に連絡があったの…。


弥生さんから。」





---弥生さん…?




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