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夜が明けても傍にいて。

第32章 番外編①

「どこの飲み屋だ?」



---?


「俺も行く…。」



---は?



「心配するな、俺は遠くから見てるから。」



この雰囲気


この感じ。



何を言っても来る気だ…。






慎也が遠くから見てるだけでいられるはずが無いってことに、私はこの時気付けずにいたんだ。



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同窓会当日、宣言通り店に来ていた慎也はカウンターでいかにも俺は一人で飲んでますよという雰囲気を



わざとらしく演じていた。

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