テキストサイズ

夜が明けても傍にいて。

第32章 番外編①

------------

--------


「同窓会なんてあるのか?

行くのか?何も聞いてないぞ。」


慎也は急に機嫌が悪くなった。


内緒で行こうと思っていた訳じゃない…。


ただ…どうやって切り出したらいいか迷っていて…。


「高校の同窓会って…莉菜の付き合ってた奴も来るんだろ?

アイツ…莉菜の元彼だろ?」



!!!



「…。」


日に日に慎也は私に関して敏感に、嫉妬深くなっていく。


「アイツ…莉菜に絶対下心あるだろ。」


「何言って…、もう…8年も昔の話だよ?」


「いや、俺にはわかるね。アイツ、俺に敵対心剥き出しだっただろ。」





---どこが?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ