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夜が明けても傍にいて。

第34章 番外編③

「今後うちの家内に二度と近寄るな、

挨拶以外で話し掛けるな、


見るな、


視界に入れるな。」






「…。」


ご主人は…左右の眉毛がくっつきそうなくらいに眉間に皺を寄せて俺を睨みつけた。










視界に入ることもあるでしょうよ?



もー、面倒な旦那だな…。


「何だ?文句でもあんのか?」


「いえいえそんな、滅相もございません。」


逃げるが勝ちだ。


「それじゃ、これで…。」



「おい、待て。

まだ話は終わってないぞ?」



うぜー、北崎の旦那、超うぜー。



「うちの嫁に変な真似したら俺は何をするかわからない。


俺はアイツの為ならなんだってする。」




北崎さん…


あんた、結局…のろけたいだけでしょうよ?



もう、言われた通りにしますって。
あんたに毎朝絡まれてたら遅刻して会社クビになっちまう。




俺はエロビデオと自分のかみさんだけで充分だ。












番外編③終わり♡

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