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夜が明けても傍にいて。

第37章 番外編⑥

「心配してくれてるのか?」


「心配というか…ちょっと…


寂しいかなって…。」



「莉菜…、何でそんなに可愛いんだ?

まだこれ以上俺を惚れさせるつもりなのか…?」


え…?


「俺は今葛藤してるんだから、あんまり煽るなよ。」


「葛藤?」


「莉菜を抱きたいけど…妊娠中に…シたら駄目なんだろ?」


「初期は…あまり…。

慎也、それで我慢してくれてるの?」



「こればっかりは、我慢するしか無いよな…。
妊娠に関して知識がある訳でも無いし…。


今度は俺も診察室に入れてもらって先生に確認するとしよう。」



「何を?」


「エッチしても良かったらGoサイン下さいって。」


「なんかそれって、いかにもヤりたくて仕方がないって感じで恥ずかしくない?」


「その通りなんだから仕方無いだろ?

莉菜の濡れた感触を思い出すだけで勃っちまう。」




/////もう、慎也ってば。


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