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夜が明けても傍にいて。

第39章 番外編⑧

「慎莉?モテモテね♪」

「///…。」


照れて顔を赤くする姿、ほんと誰かサンにそっくりだ。


北崎課長の出る幕は無くなり
持ち場に戻って行った。



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………………………………………………。



美味しい夕飯を御馳走になると
慎莉君と幸美は仲良く並んで眠ってしまった。


課長は莉菜ちゃんと二人で洗い物をしながら
とても楽しそうに笑っていて


あの時のテンションが嘘のようだ…。


そんな二人の会話を美穂と盗み聞きしていた。



「息子相手にマジで嫉妬する日が来るなんてな…。」


「あれ、マジだったの?」


「マジだったら悪いのか?」


「悪くないけど、現実問題あり得ないことなんだから…。」


「まぁ、でもいいや。幸美ちゃんが結婚してくれるみたいだし。」


「慎也ってば、慎莉の気持ちもあるんだからね?」



「早く、誰かと結婚してくれないかな…?」


「えぇ?」



「フッ…冗談だよ。」


「もう…。」




「俺達みたいに本当に愛している人と
一緒になってほしい。」



「うん、私もそう思う…。」







二人は相変わらずラブラブで



幸せそうだ。

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