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最期まで…

第3章 〜治らないの…?〜

ゆい『ねぇ…治るよね…?』

涼介「今の医学じゃ治らないって…。俺、いつ死ぬかわかんねぇから…。」

ゆい『そんな…。私が居るから。私が治す!大丈夫だよ…涼介…。』

慰めるように優しく抱きしめた。

久しぶりに触れる大好きな人。


けど、涼介の体は小刻みに震えていた…。

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