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腐男子のカッコいい日常

第1章 双子の転入生




「ここが、理科研究室で…こっちが……。」


昼休み時間、
校内案内をする事になった僕だが…

チラっと柳瀬2人組を見ると…。
全く人の話を聞いてない。

柳瀬 翔の方は、あくびをしながらついて来るだけで
柳瀬 亮の方は、ぼーっと空を見ている。


まぁ、これも個性的で良いんだけど…
でも何か違う。
僕が想像してたのと全然違う

もっとこう…何て言うか、全体的に違う

全然、見てないし聞いていない。
校内案内してる意味がない。


「…あなたがたは何の為について来てるんですか?」


「「…?」」


ようやく、空を見ていた亮と
ダルそうについて来てた翔は此方を向く。



「僕は校内案内を頼まれて案内しているんです。なのに貴方がたは、何をしているんですか?」

「ふーん。何か、お坊ちゃんて感じの人だな。」


翔が答える。
僕はお坊ちゃんじゃないけど…。何を言ってるんだ??この人は





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