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君の瞳に映るもの

第1章 朝から……?

 マジか、マジか、マジなのか。

 てか、私、昨日どうしてた?

 これって、人生初のお持ち帰りですか。

 寝覚めの異変に頭を抱えるけれど、記憶にはモヤがかかって何一つ思い出せない。

 同じベッドで、しかも素っ裸で、なにもないというのは説得力がないし……ってか、申し訳程度の経験しかない私には耐え難い状況なんですが。

 ここはやっぱり……。

 一度、現実から逃げるに限る。

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